社会人になったら人生の8割は仕事で時間を使うので、仕事が充実していれば人生も充実させる事ができます。
会社員の人は、会社(組織)で働く上でいかに楽しく前向きに仕事に取り組めるかという事がテーマになりますね。
そのためにはある程度上に行く必要があるため、出世することも重要なファクターとなるでしょう。
出世の最終は社長になるということですが、では、世の中で社長になりたいと思ってる人はどれくらいいるのでしょうか?
残念ながらほとんどの人が社長になりたいなんて思ってないでしょう。
大企業では次期社長を巡ってマンガのような派閥争いなど普通に行われていますが、これは日本の企業の中のほんの一握りです。
なぜ社長になりたくないのか?
社長になるということは会社のトップですから"成功者”の仲間入りでしょう。雑用もしなくて良いし、一番偉いわけですから好き勝手にできるので良いことばかりのような気がします。
しかし、急に「社長をやらせてやる」と言われて喜んでOKする人はほとんどいないでしょう。
これは、自身がないとか、責任が重いとか、失敗したらどうしようなど、マイナスのイメージが先行してしまうからです。
課長や部長にはなりたくても、社長にはなりたくない。これがほとんどの人でしょう。
また、会社で出世して社長になっても、創業社長や会長、先代社長などがいるので、実は本当のトップにはなれません。
結局、本当に上司がいない組織にいたいなら独立以外は無理です。要は、社長になるメリットよりもデメリットの方が大きいと感じてしまっているからです。
上司にも上司がいるということ
以前、「できる上司になるためには、まずはできる部下になること」という内容の記事を書きましたが、結局、皆さんの上司も誰かの部下なのです。創業社長の人でも、会社を出れば経営者の先輩が必ずいます。
どんなに上の人と接したくなくても、仕事をしていたら上の人とのやり取りはなくなりません。どこまで行っても、「世の中で自分が一番上」という状態になることはありません。
もし会社で嫌な上司に出会ったら、その人は、将来また嫌な人と出会った時の練習台だと思ってください。
何を目指して仕事をするのか?
出世はしたいけど社長にはなりたくない。自分が上司になってもさらに上の上司はいる。
ではいったい、何を目指して仕事を頑張るのでしょうか?
最終的には、「社会に貢献する」という所に行き着くのでしょうが、私はまだそこまで出来た人間ではありません。お金も稼ぎたいし、遊びたいし、好きな仕事だけしていたい。しかし、何もしないですべてを手にいれる事はできません。
大切なのは、「自分はどういう人生を送りたいか」という事です。
自問自答してみましょう。どういう状態が楽しくて幸せなのかを明確にできたら、自然とそれに向けて頑張っていける事でしょう。
以前も書きましたが、決して会社のために働いてはいけません。
※参考:本田宗一郎氏に学ぼう!「会社のために働いてはいけない」の真意とは?
会社がすべてではありません。
邪魔してくる人もたくさんいます。
しかし、自分に巻き起こってる現実すべてが自分の人生なので、
ここは開き直ってやってやりましょう!