最近は喫煙者にとって本当に肩身の狭い世の中になってしまいましたね。
私はタバコを辞めましたが、元々ヘビースモーカーだったので喫煙者の気持ちは凄く理解できます。
タバコを吸いづらい世の中で、仕事にも影響を及ぼす事もあるでしょう。
現在喫煙者で、この先の仕事にタバコがどう影響するか不安に思ってる方はいませんか?
この記事では、タバコと転職や出世の関係をご紹介します。
本記事の内容
- 喫煙者の現状
- 仕事ができる人の特徴
- タバコと転職・出世の関係
- 禁煙するための参考になる話し
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、会社員時代に東証一部上場企業の中で最短で出世しグループ会社の代表取締役まで経験いたしました。これまで数々の出世した人たちの実績を元に解説していきます。
もしタバコを吸うことに不安な方は、最後に私が辞めた方法を記載していますので是非読んでみてください!
1、喫煙率について
ますは、現状でどれくらいの人がタバコを吸っているのか見てみましょう。
厚生労働省「最新たばこ情報」(2020年12月更新)の統計情報ー喫煙率は以下となっています。
【平成元年】
男性:55.3%
女性:9.4%
【令和元年】
男性:27.1%
女性:7.6%
男性はここ30年で半分になりました。令和3年の今ではさらに減少していると思われます。
特に2020年にオリンピック予定だった東京都は、受動喫煙防止条例が2020年4月から全面施行されたので、気軽にタバコを吸う場所がなくってしまいましたからね。
私もタバコを辞めようと思った一番の要因は、
「タバコが吸える場所を探すのが面倒くさい」
でした。
お昼はタバコを吸えるお店、夜に飲みに行くお店もまずは喫煙可能から探す、などなど。タバコ中心でお店を選んていました。
そしてお店どころか外でタバコを吸える場所もどんどんなくなっていき、路地裏に隠れて吸うよう事もしばしばありました。
そんなタバコに支配された生活が嫌になり、タバコを辞めました。
2、仕事ができる人はタバコを吸わないの?
はっきり言って、関係ありません!
喫煙者だけどバリバリ仕事ができる経営者や大手企業の幹部を何百人と知っています。
しかし、その人たちの共通点は、
「大事な場面では絶対にタバコを吸わない」
という事です。
- 大事なプレゼンテーションの前
- クライアントとの打ち合わせ前
- 上司との会議前
- 食事や飲みの席
特に相手がタバコを吸わない人の場合、タバコの匂いは不快感と嫌悪感しかありません。
私もタバコを吸っていた時は、外で1本だけ吸って少し時間が経てば大丈夫だろうと思っていましたが、タバコを辞めてから、タバコの匂いが驚くほど強烈だという事が分かりました。
タバコを吸わない人の場合は匂いにとても敏感なので、絶対に気付きます。
タバコに限らず仕事ができる人は、
「少しでもマイナスになる要因はすべて潰しておく」
ということです。
仕事ができる人は、「仕事で成果を出す」ということに対しての優先順位が何よりも高いのです。
ですのでタバコを我慢する機会が多くなり、それなら一層のこと辞めてしまおうという流れで、タバコを辞める方も多いです。
毎回我慢しないといけないなら辞めてしまった方が楽だという、いたって合理的な考え方ですね。
チェック
仕事ができる人は「少しでも仕事に支障が出る時はタバコを吸わない」
ということです。
その場面をしっかり見極める感覚と、その時間は絶対にタバコを吸わないという意志が必要を持っています。
3、タバコを吸っていたら転職や出世に不利になる?
喫煙者の転職
転職は募集要項で喫煙禁止と記載のない限り、タバコが原因で転職が不利になる事はほぼありません。
喫煙者の出世
タバコと出世の関係は、正直「その職場の環境による」というのが結論です。
会社の部長クラスや幹部・役員クラスがほとんどタバコを吸わない場合は、間違いなく出世に影響します。
では、反対にほとんどの幹部が喫煙者だった場合はどうでしょう?
たしかに同じ喫煙者同士は共感を得られやすいというメリットがありますので、マイナスに働くことはないでしょう。
仮にあなたがタバコを吸わない人だとしても、このご時世タバコを吸わないからと言って、「付き合い悪いなぁ」とか「こいつとは共感しあえないなぁ」なんて思う人はいません。
それでも喫煙者との人間関係の構築に不安な方は、
「私はタバコを吸いませんが、タバコの煙は全然気にならないです!むしろ喫煙者の方は吸いづらくなって嫌な時代ですよね〜」
というスタンスでいてください。
そうすると、喫煙者の人からも「こいつはタバコを吸ってないけど、分かってるな〜」と共感を得られます。
チェック
タバコを吸って転職や出世に不利になるかどうかは、その会社の環境次第で不利になる事もあります。
しかし、あたながタバコを吸ってない場合は不利になることはありません。
10年くらい前まではまだ「タバコミュニケーション」なんて言葉がありましたが、最近はメッキリ聞きませんね。
その頃は、「タバコを吸うことで、喫煙所でいろいろな人とコミュニケーションが取れる」
なんて事をメリットとしてあげてましたが、今はそんな時代ではなくなりました。
4、私がタバコを辞めた方法
結論から言うと、「禁煙セラピー」の本を読んだだけです。
概要だけお伝えしますので、タバコを辞めてみようかなと思う方は読んでみてください。
なぜタバコを吸うのか?
喫煙者に、「なぜタバコを吸うの?」と聞いた時に、正確に答えられる人はほとんどいません。
初めてタバコを吸った時は絶対まずかったですよね?
少なくともタバコを吸った事ない人に吸わせたら、100人中100、「おえっ、まずい!」と答えるでしょう。
自分の子供にタバコを勧めますか?
タバコを辞めたいと思ったことはありますか?
タバコは美味しくもないし子供にも勧められない、ましてや辞めたいと思った事すらあるのに、なぜ辞めないのでしょう?
辞めるのは簡単です。何もしなくて良いだけなんですから。
では、ここで最初の質問の答えです。
なぜタバコを吸うのか?の答えは、下記の2点だけです。
- ニコチン中毒 ー 習慣ではなくただの麻薬中毒
- 洗脳 ー カッコイイなど
1のニコチン中毒は、ニコチンが切れて、イライラして、タバコ吸って、ニコチンを入れて、リラックスを繰り返してるだけ。
肉体的、精神的に弱い人が吸うのではありません。こんな毒物は心身ともに強い人じゃないと吸えないのです。
身体が弱い人は、最初からタバコなんて吸えません。
しかしこのニコチン中毒というのは数日で消滅します。真の問題は洗脳です。
2の洗脳は、タバコ会社の洗脳力。映画の殉職シーン、兵士、F1、ビリヤードで加えタバコなど。タバコが美味しいのは幻覚で吸うキッカケは大抵がカッコイイから、周りが吸っているからなど。美味しいわけがないのです!
麻薬中毒者を羨ましく思いますか?
自分自身に「タバコは美味しい」「タバコはリラックスできる」と言い聞かせてるだけなのです。宗教の洗脳と一緒です。
タバコを意識して吸ってる人はいません。
タバコを辞めて失うものは何でしょう?
何もありません。禁煙を難しくしてるのは「不安」です。
でもタバコは何も満たしてくれません。
禁煙から得られるものは、
- 自信と勇気が戻ってくる
- 奴隷的生活(洗脳)から解放される
- 後ろめたいシーンがなくなり、堂々と生活できる
禁煙で失うものは何もなし!
「ちょっと1本」が一生不潔で不健康をもたらします!
逆にタバコを吸う事で失うものは何でしょう?
健康、元気、お金、自信、平静心、勇気、落ち着き、自由、自尊心・・・
もう2度と吸わないと決意して、ふさぎこまない。
禁煙したことを喜びましょう!
「自分にもできる」ということを認識しましょう!
「禁煙で失うものは何もない。あるのは多大な利益だけだ」
「ちょっと一本だけなら・・」という吸い方は存在しないことを認識しましょう!
結論
以上のような事が記載していますが、これはあくまでも概要です。
これを読んで、
「たしかにそうだな」
と思った方は必ずタバコを辞められます。
ちなみに、タバコを辞めようと思ってる人は、
「もしこれを試して辞められなかったらどうしよう?」
と考える人が大半ですが、辞められなくても今と変わらないだけなので、そんな事は気にする必要はありません。
試してマイナスになる事はありませんので、禁煙をもっと気楽に受け止めましょう。そもそもタバコを吸う事が一番の体力を使ってるのですから。