転職するからには今よりも環境が良くならないと意味ないですよね。
仕事内容、給与、人間関係、etc、、、
逆に転職してさらにストレスが増えたら最悪です。
転職を考えてる方が一番気にするところですね。
転職が失敗したらどうしようと悩んでる方はいませんか?
この記事では、転職で成功するためのコツをご紹介していきます。
本記事の内容
- 転職で成功するためにするべきこと
- 年代別転職成功例
- 転職の仕方
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、会社員時代から新卒・中途の面接官を担当し、独立した今でも年間1000人以上の新卒・中途の面接を様々な業種の企業様で実施しながら、キャリアコンタントとして無償で転職相談のアドバイスを行なっていまいます。
これまで転職で成功した人から話を聞いた経験を元に、転職で成功するためのコツをご紹介していきます。
1、転職で成功するためのコツとしてするべきこと
自己分析をしっかりする
自己分析は転職時に面接官へのアピールで必要なのはもちろんですが、何よりも転職に限らず仕事を充実させるためには必要不可欠です。
給与などの条件面が良くても、「そもそも仕事が楽しくない」、「毎日苦痛」の状態が続くと、辛いだけで必ず耐えられなくなります。
「長所」と「短所」という枠組みではなく、「できる事」と「やりたい事」が大切です。
「できる事」と「やりたい事」を両方とも書き出しましょう!
思いつくまま何でも良いので、箇条書きしていきましょう。
(例)
【できる事】コミュニケーションを円滑に取れる、リーダーシップがある、体力がある、プレゼンテーション、
【やりたい事】プログラミング、スポーツに関わりたい、芸能関係の仕事がしたい、チームで仕事がしたい、漫画を描きたい
その後に、
「できない事」と「やりたくない事」も書き出しましょう。
もし、「やりたい事」と「できない事」の項目に近いものがあったら、それは実現が難しい項目なので望んではいけません。
転職理由を明確にする
転職するからには当然、今(前職)の会社に不満があるという事ですから、その理由を明確にしておきましょう。
チェック
- 給与、待遇面
- 仕事内容
- 人間関係
- 評価
- 労働時間や環境面
- 会社の業績や将来性
- 違う業種・業界で仕事をしたい
- その他
頭に浮かべるだけではなく書き記しておく事が重要ですので、しっかりメモしておきましょう。
転職条件の優先順位を決める
転職する企業へ入社するための条件を明確にすることです。
給与が高くて勤務時間も短くて休みが多い、福利厚生が充実してて働く人が全員良い人で仕事も楽しいことばかり。。。。
そんな職場があったら最高ですね。
しかし、物件探しと一緒ですべての条件が当てはまる案件はありません。
例えば年収、労働時間(残業時間)などは、数字を明確にしておきましょう。
(例)
最高年収500万円
最低年収(譲れない額)470万円
また、社風、人間関係は、はっきり言って入社してみないと分からない部分が大きいです。
面接官や事務的なやり取りで出会った人の感触で判断しましょう。
将来的な目標を設定する
この項目が一番重要です。今の希望条件だけ見てる必ず失敗します。
転職で成功する人は必ず中・長期の未来を想定して動いています。
譲れない最低条件があったとしても、重要なのは将来性です。
転職した瞬間は前職よりも良い条件だったとしても、5年後に給与が下がっていたり評価されてなかったら意味がありません。
しっかりと将来の目標を決めて、それの実現可能性を探る事が必要です。
仕事は人生に直結していますので、仕事が充実していれば人生も充実しますので、自分がどうなるのが幸せかを明確にするために目標値を決めましょう。
【20代後半の目標例】
- 35歳で年収700万円
- 休日数、年間120日以上
- 労働時間、月の残業が20時間未満
- 有休や育休が取りやすい環境
- ポジションは気にしない
- 仕事内容はこだわらない
年収や労働時間など、まずは自分が到達したい目標を明確にしましょう。
そして頑張ったら目標に到達する可能性がある会社を選んで、転職活動をしていきましょう。
企業リサーチ
自分の強み、転職理由、優先順位が明確になったら、その条件に合った企業をリサーチしましょう。
自分で調べる事も必要ですが、一番手っ取り早いのは転職エージェントに登録する事です。
転職エージェントは様々な業界を熟知していますので、今の自分の状況を伝えた上で条件に合った企業を紹介してくれます。
※参考:おすすめ転職エージェント3選 プロのキャリアコンサルタントが教えます
面接対策
自分のやりたい事が明確で、入社したい企業が定まっても最終的には企業に選ばれなければ意味がありません。
履歴書や自己PRなどの攻略はもちろんですが、
しっかりとその企業を研究する事も重要なので、あらゆる角度からその企業を検索してリサーチしておきましょう。
転職で成功する年代別事例
転職での成功例20代
・前半25歳まで
大卒1〜2年目の20代前半は、なぜ新卒で入社した会社をすぐ辞めてしまう(辞めてしまった)のかを明確にしましょう。
それと同時に、学生時代にどんな理由(キッカケ)でどのような軸で就職活動をしていたのかも答えられるようにしておきましょう。
面接官に今の会社の退職理由を聞かれた時の回答例はこちらです。
【回答例】
学生時代から○○に興味がありまして、就職活動は○○(業界、職種など)を軸に活動していました。
その中で〇〇なところに惹かれて今(前)の会社に就職したんですが、実際に入社して仕事をしてみたら、〇〇な部分が入社する前と違っていたので退職しました(退職を考えています)。
企業側に、「うちの会社もすぐ辞めるのでは?」と思われたら絶対に内定はもらえません。
転職理由を聞かれた時に、今の会社に入社した理由(キッカケ)を同時に話す事によって、しっかり考えてる事をアピールする事ができます。
ちなみに第二新卒募集の求人案件もありますので、自分の条件に会う会社があれば応募しましょう。
第二新卒を募集してるくらいなので、新卒で就職してすぐ退職する事に関してはまったく気にしていないという事です。
成功ポイント
- 経験が浅いので選り好みしてはいけません。今の条件面よりも将来を見据えて企業を選定する
- 未経験募集などは若い方が有利
- 幅広い業界・職種を見て可能性を広げて転職活動をする
・後半26〜29歳まで
20代後半は一番転職に有利な年齢と言えます。
理由は、
- ある程度社会人経験があるので、基礎はできていると思われる
- これからも伸びる可能性が高いのでポテンシャル採用をしてもらえる
- 即戦力としても期待される
- 自分自身もこれまでの経験を活かして働ける
などなどです。
採用する企業側とすれば、
あまり教育に時間がかからずに、さらにこれからも伸びる可能性がある人材なので、採用しやすい年代です。
成功ポイント
- キャリアアップ転職は、今の年収や待遇に拘りすぎずに将来性も見据えて企業選定しましょう
- これまでの経験+これから伸びるポテンシャルを最大限利用できる
- 未経験募集は若い方が有利なの事を念頭に入れておく
転職での成功例30代
30代は基本的に即戦力採用になるので、20代に比べてポテンシャル採用はほぼありません。30代中盤〜後半は100%即戦力です。
逆に言うと、今の会社よりも高く評価してくれる会社もたくさんあるという事です。
30代で転職して成功してる人の例は、キャリアアップやキャリアチェンジに成功した人たちが多いです。
注意してほしいのは「キャリアアップ」とは、転職した瞬間の話とは限りません。
むしろ転職してすぐに年収もポジションも前職より上がるのは、圧倒的に実績がある人だけです。
前職と同等か少し下からスタートするのは普通の事なので、
「将来的に今の会社よりも年収やポジションが上がる可能性が高い」
「今の会社よりもこの先長く働き続けられる」
という長期の視点で転職活動をしましょう。
また、従業員の平均年齢が若いベンチャー系は、経験豊富で若手のリーダー的な存在になれる30代はとてもニーズがあります。
こういう企業は年収もポジションも前職より上からスタートできる可能性も高いです。
成功ポイント
- 前の会社での評価はリセットされることを自覚しておく
- 長期の視点で企業選定をする
- これまで磨いたスキルや経験が異業種でも活かせる
- ベンチャーから大手まで幅広い選択肢を持つ
転職での成功例40代
40代はキャリアアップにしろ今の会社が不満で退職するにしろ、選択肢は限られます。
転職するにしても次の転職先が決まるまで絶対に今の会社を退職しないで下さい。
理由は下記2点です。
- 万が一転職先がすぐに決まらないと収入0円がつづく
- 退職してからの期間が長いと、どんな理由があっても「転職活動したけど、他の会社で不採用になった」と思われてしまう
また、キャリアップと一言で言いますが、転職してさらなる知識取得やスキルアップを会社に求めてはいけません。
環境が変わったり自分で勉強することにより、知見が広がる事はありますがあくまでも自分の努力です。
たまに中途採用の面接で、40代の応募者から、
「チャレンジ精神」や「これまでの経験が活かせる」といったフレーズを聞きますが、なんのアピールにもなりません。
チャレンジ精神は、その仕事をやりたい理由が明確で大幅に年収が下がってもOKな人だけが通用するアピールで、「チャレンジしたいし年収も上げたい」40代を企業は採用したくありません。
また、「経験が活かせる」なんて当たり前どころか、大前提でその経験がないと応募資格すらないので、アピールでもなんでもありません。
40代で転職して成功している例は、ベンチャー系が多いです。特に専門性が高い職種は、その分野で人材不足のベンチャー企業に転職するとこれまでの経験が存分に発揮できます。
また、専門性が高くなくてもマネジメントができる人材もニーズが高いです。
成功ポイント
- 決して感情だけで判断しない
- 最後の転職だと思うくらいの覚悟を決める
- 視野を広げずに一点集中
転職での成功例50代
50代以上ははっきり言って転職はおすすめしません。
1から求人を探す場合、残念ながら案件数自体が極端に少なくなります。
業務委託系の顧問契約や紹介などの副業を中心に年収アップを図りましょう。
リストラや止むを得ない事情で転職する必要がある方は、圧倒的なスキルや実績がない限り仕事は選べません。
50歳以上でも募集している求人に片っ端から応募しましょう。
転職の仕方
転職で成功するためのコツは、正しい情報を数多く入手することです。企業情報は表立って求人を出していない企業がたくさんあるので、エージェントに登録して初めて知ることができます。登録したからと言って、必ず転職する必要はないので情報収集のためにもまずはエージェントに登録しましょう!
おすすめ転職エージェント
圧倒的な求人数と実績!転職活動するならリクルートエージェントの登録は必須です。ほとんどの業界・業種、地域を網羅しているので、各業界の市場動向も把握できます。私も働いていた事がありますが、リクルート エージェントは分業制です。求職者担当のアドバイザーと企業とやりとりする担当が分かれていて、それぞれが集中して業務を行えて、両者の連携もしっかりしているので、希望の転職までスムーズにサポートしてくれます。
運営会社のパーソルキャリアは、人材関連サービスの大手として求人企業と広く繋がりを持っている企業です。転職サイトと転職エージェントが一体化しているサービスでとても使いやすいです。求人数も業界最大手のリクルートエージェントに次ぐ2番目の求人数を誇っています。非公開求人割合は80~90%で、キャリアアドバイザーが業界別または職種別で担当分けされているため、自分の希望職種に合ったアドバイザーが付きやすいです。
新しいタイプの会員制ハイクラス求人・転職サイトです。人気の求人やお勧めの求人を会員様だけに公開。ハイクラスのビジネスパーソンと人材を探す企業をマッチングするのを得意としています。また、ビズリーチではコンサルタントを自分で選ぶことが可能なため、信頼できる優秀なコンサルタントと転職活動を進めることが出来ます。
まとめ
転職で成功するコツは職種や年代によっても様々ですが、転職で失敗した人の経験談を聞いても意味がありません。
ネットで検索すると転職経験者が失敗談を語っている記事がたくさんありますよね。
「転職経験者が語る、転職で失敗する理由10選!」
みたいな記事です。
こういった失敗談は参考になるかも知れませんが、それを参考にして成功する事はできません。
転職に限らず、仕事やプライベートで何かに悩んでる時の原則として、
“100回の失敗談より1回の成功事例”
を参考にしてください。
失敗談をいくら聞いても失敗しない方法は分かるかもしれませんが、その逆をすれば成功するわけではありません。
成功するための方法は、成功した事例の中にだけに存在するのです。
成功事例をたくさん集めるほどあなたの成功に繋がります。
そして、転職を成功した経験談を一番知っている人は、
転職エージェント
です!
転職して成功した人は一回の成功事例ですが、転職エージェントは何百人もの転職成功者を見ているからです。
経験者より転職支援者の方が圧倒的に経験値やノウハウが多いのです。
転職実績で最も説得力があるのは、転職経験者や転職成功者ではなく、転職支援者なのです。
一人で迷わずに、まずは転職エージェントに相談してみましょう!
もちろん、私も個別相談に乗りますのでお気軽にお問い合わせください。